このブログを読んでくれているあなたは、倦怠感、怠さや眠さに悩んでいますよね。
このブログの管理人の私は50代になるくらいの頃から、日常的に疲れやだるさを感じて昼も夜も眠いという症状に悩まされておりました。
ところであなたはこんなことに気が付いてないですか?
- 最近朝立ちがなくなったなぁ。
- 眠りが浅く昼間も眠いなぁ
- 言いようのない気怠さを感じる
ひょっとするとあなたも私と同じ●●●が原因かもしれません!
この記事では、上記のような症状についての私の原因と今続けている改善策などについて書いていきます。
とにかく眠い/怠い/自己嫌悪
会社で感じた眠気
私がどんな症状に悩まされていたかというと、眠気と怠さです。
50代になったばかりの頃に関係会社へ出向することになったのですが、そこの職場では大量の文書を読むことが仕多い仕事場でした。知らない人が多い環境で緊張感もあったせいか、疲れが取れない日が続きました。
出社して自席に座って資料を読み込もうとするととにかく午前中から眠い!
座ってパソコンを見ているのですが、しょっちゅう意識が遠のいていく感じが自分でわかりました。
それではイカン!と毎日、栄養ドリンクを飲んだり、1時間に1回くらいはトイレの個室に入って眠気を紛らわしたりする日々が続いておりました。
家でも眠いし眠りも浅い!
そんなに残業のない職場だったので、19時台には帰宅していたのですが夕食をとるとすぐに眠くなってしまって21時過ぎ、速いと19時台とか20時くらいには寝てしまっていました。
でも、眠りについても夜中に1,2度目が覚めてしまい、2時くらいから目が覚めてしまい悶々としてしまうことが多かったです。朝方、起きる時間が近くなってから眠気が来て、なんか寝た気があまりしないという日が多かったです。
たまの夫婦生活でも途中で萎えてしまうという感じが続いておりました。
ハッとした本
そんな状況が続いていましたので、自分は慢性疲労症候群のような感じなのかと思いネットなどで情報収集をしたり、効き目がありそうなサプリを試したりしておりました。
そんな時に出会った本が「うつかな?と思ったら男性更年期を疑いなさい-テストステロンを高めて「できる人になる」」という本です。
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そこには男性にも更年期障害はあり、それは男性ホルモンであるテストステロンの減ることによって起きると書いてありました。それによって起きる主な症状は次のようなものでした。まず、精神症状です。
- 不安
- イライラ
- うつ
- 不眠
- 集中力の低下
- 性欲の減少
主な身体的症状は次のように書いてありました。
- 疲労
- ほてり、発汗
- 頭痛、めまい、耳鳴り
- 頻尿
- 「朝立ち」の消失
これを見たとき結構症状が当てはまるなぁと思いました。
本には「AMS調査票(男性更年期障害質問票)」というものも記載のありました(これはネットで検索すると出てきます)。この質問票は17ほどの症状についてを当てはまるものを点数化するものですが、やってみると、50点以上でした。この結果に対するコメントが「医療機関での受信が必要となります」とかいてあり、この時に、「そうか!俺は男性更年期かもしれない」となんとなく解決策が見えてきた感じがしました。
(この質問表はあくまで参考となる指標というのが書籍には記載されておりました。)
病院を探す
男性ホルモン値(テストステロン)を測ってくれるところは書籍にはメンズヘルス外来として紹介されていましたのでリンクを載せておきます。
メンズヘルス外来:http://www.mens-health.jp/clinic
上記のリンク先に記載されているところ以外でも「テストステロン値 検査」のキーワードで検索すると測ってもらえるところを探すことができます。
ドキドキの待合室
さて、メンズヘルス外来を調べて、職場から近いところに行ってきました。
受付で症状等について話をしたところ、AMS調査票(男性更年期障害質問票)を渡されたので記入してしばらく待ちます。どんな感じのことを聞かれたりするのかわからないので待合室では少しドキドキしておりました。
呼ばれて医師と面談したところAMS調査票を見ながら、「男性ホルモン値も含めて、血液検査をしてみましょう。あと、前立腺肥大の可能性があるので、超音波の検査もしてみます。」と言われ、その日は採血などを受けて終了でした。
診断結果は80代!
1週間後にまたクリニックを訪問です。
血液検査の結果を見せてもらいながら説明を受けたところ、「男性ホルモンの目安である遊離テストステロンの値が80代男性の値となっています」と言われてしまいました。
その時は、びっくりしたというよりは、原因がわかってホッとした感じでした。
ホルモン補充療法ということで、注射を受け、当面は2週間ごとに来てくださいと言われその日は終了しました。
その後の経過
しばらくは2週間ごとの注射を続け、3か月の経過がよかったので、月1回の注射に変えてもらいました。
3か月後の値が以下です。
6か月後には、遊離テストステロンの値が18.3pg/mlまで増えていました!
この値は先生曰く20~30代くらいの値とのことでした。
男性ホルモンの目安である遊離テストステロンの値が上がってどうだったかは次のような感じです。
- 会社についてすぐに感じていたどうしようもない気怠さ疲労感は減少した。
(全くなくなったわけではないです。) - 残業が必要な時に前より無理が効くようになった
- 家に帰って19時とか20時に寝てしまうことは減った。
どうしようもなく疲労感と気怠さを感じていた状態からは改善してきたのでかなり助かりました。
個人的な感想ですので、人により状況・症状は変わると思います。
まとめ
この後、実は通っていたクリニックには異動により通えなくなったので今は、ホルモン補充治療はやめております。代わりに近くの医者に処方してもらった漢方薬を服用したり、マメに運動することで体調の向上に努めています。
ここまで男性更年期障害についての自分の経験と感想を書いてきましたが皆さんにお伝えしたいのは次の2点です。
- 鬱とか慢性疲労症候群を疑うなら男性更年期の可能性もあります
- 一度、テストステロン値を測定して医者に相談してみてください
以下にメンズヘルス外来のリンクを載せておきます。
・メンズヘルス外来:http://www.mens-health.jp/clinic
似たような症状で悩まれている方の何らかの参考になれば幸いです。
※この記事の画像ではPixabayの画像を使わせてもらっています。
jodumaによるPixabayからの画像